②片側顔面痙攣の進行
片側顔面痙攣を発症し、大学2年3年と痙攣は酷くなる一方でした。
人と会話をする時は、良くて顔がぴくつく…
酷いときは目元から口元にかけて顔が斜め下に引っ張られた状態で固まり、
勝手に目が閉じてしまう状態にまでなりました。
日々の暮らしの中で、そして人生において最大のコンプレックスとして
私の片側顔面痙攣は完全にマイナスのものとして確立しておりました。
次第に伊達めがねをかけるようになり、
鏡を見ながら少しでも誤魔化す工夫をしていたのを思いだします。
ケータイの動画や写真で自身の顔を撮影して見てみたりもしました。
『いつか収まるのか、このまま人生この症状続くのか…』
『年を取ったら筋力などが落ちて、痙攣も落ち着くのか…』
等、常に考えておりました。
当時はFBやTwitterの第一次(二次)繁栄期?で、
様々な検索を行い、同様の症状の人を探し回りました。
当時はまだまだ情報量が少なく、毎度調べるだけで行動は起こしていませんでした。
プライベートへの影響は大きいものの、当時は華の大学生活真っ只中。
極端に言うとやりたい事をやりたいだけやっていれば良かったので、
日々の生活は毎日愉しくて仕方ない、といった感じで、
症状は酷い中、誤魔化し誤魔化し生活に励んでおりました。
一つ目の転機、そう就職活動です。
こんな顔で、面接とか行けるわけない…不安で仕方なかったのを覚えてます。